わたしが適応障害になるまで【その2】

前回の記事で、症状が出るまでの経緯を書きました。よかったらこちらも合わせてご覧ください。

 私が適応障害になるまで【その1】 - 自分を見つめなおして

症状が出始める

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お菓子はずしや人格否定のようなことを言われ始めて症状が出始めました。

 

  • 出勤中・帰宅途中に涙が出る
  • 仕事中にもちょっとしたことで涙が出る
  • 仕事のことを考えると手が震える
  • 休みの日でも職場の近くを通ると頭痛・吐き気がする
  • 仕事のことを考えて夜眠れない
  • ふとしたときに「いま死ねば楽になれる」と思う

 

主にはこのような症状でした。

この症状が少しずつ出始めて、"みんな大変だから" 、"社会人の通過儀礼だ"などと騙し騙し働いていました。

 

 

出勤できなくなる

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私は土日が休みだったのですが、ある金曜の夜に、いつものように暴言を浴びせられました。

その中には「親の顔が見てみたい」というようなものもありました。その日の夜は、全く眠れず、一晩中涙が止まりませんでした。

 

土日も友達と遊ぶ予定を入れていましたが、遊びに出る気持ちになれず、当日キャンセルをし、ずっとベッドの上で過ごしたことを覚えています。

 

月曜の朝を迎え、準備する時間になっても、出勤する時間になっても、ベッドから出ることが出来ませんでした。

 

やっとの思いで上司に連絡をしました。

 

連絡をしたあとは、少し気が楽になりましたが、あまりにしんどかったので、予約なしで診療してもらえる心療内科を探して、その日のうちに受診しました。

 

心療内科を受診する

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心療内科では、サラリーマンの人がいたり、同年代の女性がいたりと、同じようにしんどい人がいることを知り、それも安心につながりました。

 

受付が終わり、問診票を記入すると、まず、看護師の方が話を聞いてくれました。

 

問診票に基づいてその時の気持ちやどう言われたのか、家族構成や職場の環境を話しました。

そこで泣いてしまったのですが、「ゆっくりでいいですよ」と言って頂き、感じたことを話すことができました。

 

うつ状態チェックシートを記入して、医師の診療を待ちました。

 

医師の診療では、今の私の状態のことを説明してくれました。

  • 診断名は適応障害
  • 心に負担がかかり体に影響が出てる
  • こうなってるのは貴方が悪いのではない
  • 休むことは良いこと

 

とりあえず1ヶ月仕事を休んで、自分を大切にしましょう、と、診断書を出してもらいました。

 

薬については、「処方はするけど、怖いと思うなら飲まなくていい」と言って頂きました。

 

適応障害と診断されて、私が悪いのではないと言って頂き、とても気持ちが軽くなって帰宅しました。

 

休職の連絡をいれる

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その日のうちに、診断書が出たので休職させてほしいと連絡をしました。

許可が出たので、メールで引き続きを送り、その日から休職に入りました。

 

 

このような流れで私は適応障害になりました。

いまは次の職場に出勤していますが、いまのところ何も問題なく過ごせています。

前職での経験から、次は何もなく過ごせればいいなと願ってやみません。

 

 

私が適応障害になるまで【その1】

転職が決まり出勤日まであと少しなので

前職でのことを振り返ってみようと思います。

 

夢と希望を抱いて入社

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前職には新卒で入社しました。

ざっくり福祉系の会社です。

大学の卒論もこの分野のことを研究したくらい、興味のある分野でした。

 

「◯◯なことができるようになりたい!」

「◯◯のことで貢献したい!」

 

そんな風に夢と希望に満ちあふれていました。

インターンでの経験から、この分野は転職とさえ思っていました。

 

いざ入社

配属された場所は少人数の部署でした。

主な人物はこの3人です。

 

  • 管理職の男性...30代半ば
  • お局...40代後半
  • お局の側近...40代後半

 

お局とお局の側近がルールのような部署でした。

管理職も思うことはあるみたいでしたが、何も言えないような雰囲気でした。

また、この3人は仲が良いのか、プライベートのこともよく話をしていました。

 

すでに輪が出来上がっており、その雰囲気に入れるかが、この部署でうまくやっていけるかどうか肝だったように思います。

 

お菓子はずし

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私はうまく雰囲気になじめなかったのです。

仲は良くなくても、仕事に支障のない関係性を築きたかったので、分からないことはどんどん質問して、明るく振舞っていました。

しかし、プライベートの話に入らなかったのが悪かったのか、私は少しずつ孤立してしまいました。

 

すると次第に、お客さんや他の社員からのお土産を私はもらえなくなりました。

大人でもこんなことするんだと驚きました。

 

休憩時間に飲むコーヒーやお菓子をみんなでお金を出し合って買っていたのですが、そのコーヒーやお菓子も私は食べることができなくなりました。

私が届かないところに置くからです。

 

 

 

きつい言葉の数々

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お菓子はずしが始まったのと同じくらいに、きつい言葉を言われるようになりました。

 

「社会人としてのスキルが足りないのかと思ってたけど、人間としてどうかしてるんだね」

「悲劇のヒロイン気取ってるみたいだけと、あなたがそこにいるだけで、私に損害を与えてるって気づかないの?」

「どうやったらあなたみたいな子どもが育つのか聞いてみたいわ」

 

このようなことを毎日のように言われていました。

また、他の社員の前で1時間以上も怒られることは日常茶飯事でした。いわゆる吊るし上げてす。

 

今日は何を言われるんだろう。

いつ言われるんだろう。

そんなことが頭の大半を占めるようになり、仕事にミスも出てくるようになってしまったのです。

 

また、このようなことを言われるのは、管理職がいないときに限られていました。

 

親の反応

私は実家暮らしなので、家に帰って親に愚痴を言うこともありました。

しかし、親は取り合ってくれませんでした。

 

社会に出たら大変なことはいくらでもある。

こんなことで大変って言っててどうするのか、と。

 

それからは誰にも話をすることができなくなりました。"甘え"と言われるのが怖かったからです。しんどい、でも誰にも言えない、たすけて。そう思っているうちに症状が出始めました。

 

 

 

今回の記事ではここまでにします。

書きながら涙が出てきました。

わたしにも悪いところはあったんだと思います。仕事がもっと出来ていれば、違ったのかもしれません。

次の記事では症状がでるところから書こうと思います。

 

 

適応障害になって思うこと【友達のこと・恋愛のこと】

お久しぶりになってしまいました。

 

前回の記事で仕事このこと、家族のことについて考えたことを書いたので

今回は友達のことと恋愛のことを書いてみようと思います。

 

 

友達のこと

友達も1年目の子が多く、みんな右も左もわからないような状況の中頑張っていることは、SNSを通して感じていました。

でも私と違って、キラキラしているように私には感じました。

失敗することはあっても周りからのサポートで成長できている、そう見えたんです。

GWやお盆に、同窓会のように友達で集まる場がありましたが、その時も友達がうらやましくて仕方ありませんでした。

 

休職すること、休職の理由、誰にも言えませんでした。

周りには適応障害であることを隠していました。

私は友達と外出することができる状態だったので、友達と予定が合えばご飯に行くのですが、平日も休みなのに仕事があると断る日々です。

 

恋愛のこと

私にはいま好きな人がいます。

お付き合いできる可能性は低そうですが、たまに連絡をとったりご飯に行ったりします。

仕事がしんどいということは話していますが、休職していることは話せません。

 

また、この人に限らず、将来結婚を考えたときに、適応障害というのは印象が悪いのではと思います。

母にも、「もし結婚できることになっても適応障害のことは黙っておくように」と言われてしましました。

クリスマスが近づくこの季節、だれか側で支えてくれる人の存在がほしくなりますが、適応障害というのは恋愛において障害になるように思います。

 

お付き合いをしていて適応障害になった場合は、障害にならないかもしれませんが、適応障害からお付き合いに至る際には難しいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

適応障害になって思うこと【仕事のこと・家族のこと】

適応障害と言われて、休職していると

嫌でも自分のことを考える時間があります。

 

自分を見つめなおすいい機会だと思って

しっかりと考えていけたらいいのかなと受け止めています。

 

仕事のこと、家族のこと、友達のこと、恋愛のこと

これまでのこと、これからのこと。

 

この記事では、仕事のことと、家族のことについて

考えたことをまとめてみようかと思います。

 

 

仕事のこと

今の仕事は新卒で入社し、半年です。

就職活動の際には、インターンシップでの経験からこの仕事は天職だと思っていましたし、入社したてのころは、教わることすべてが新鮮で、早く一人前になりたいととても意気込んでいました。

 

でも、適応できなかった。

 

職場でのことは、よければこちらを読んでください。

http://maru-ch.hatenablog.com/entry/2017/10/24/160743

 

 

今の仕事は、退職する方向で考えています。

復職したのちも、部署の異動ができないからです。

仕事内容の変更はあるかと思いますが、周囲の人が変わりません。

精神疾患で休職していた、となると、どのような目で見られるのか

それを考えただけで恐ろしくなります。

 

そうなると転職になるのですが、同職種にするか異職種にするか迷っています。

こちらは、主治医とも相談して決めていこうと思っています。

 

家族のこと

私は実家暮らしなので、家族の思いを直に感じます。

 

休職・転職に反対ではないようですが

 

「どうしてこうなってしまったんだろう」

「これから大丈夫なんだろうか」

 

このような思いでいっぱいのように思います。

 

”心配かけてごめんなさい”

”休職してしまってごめんなさい”

”退職することになると思うけどごめんなさい”

 

この3つがずっと頭にあります。

 

早く心配をかけないようにしたいです。

 

まとめ

仕事のことに関しては、いまでも出勤していた時間になるとそわそわしますし、

”この時間だと〇〇してる時間だ”と感じます。

 

周りの人に申し訳なさばかり感じています。

心配させないためにも早く回復しなきゃ、次の仕事みつけなきゃ。

そればかりです。

 

考えたことを文章にまとめると頭が整理されるように感じます。

 

また、友達のこと・恋愛のこと・これまでのこと・これからのこと

について書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ブログはじめました

はじめまして

適応障害と診断され、休職中のmaruです。

 

復職後のことも考えて休職中もパソコンに触れておきたい

日々の備忘録として

同じような症状で悩んでいる人に情報提供したい

 

このような思いからブログを開設しました。

 

どうぞよろしくお願いします。